オリンピックといえば、気になるのは、やはり世界のアスリートのメダル争いで
すよね。
メダル獲得のために選手たちは日々厳しい練習を行っています。

ここでは、北京オリンピックで選手に授与されるメダルについて、少し触れてみ
たいと思います。

北京オリンピックの開幕日まであと５００日となった０７年３月２７日、首都博
物館において北京オリンピック組織委員会は、北京オリンピックのメダルのデザ
インを発表しました。

北京オリンピックのメダルは、直径が７０ミリで、厚さ６ミリとなっています。
＜メダルの正面側＞
国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が指定したデザインとなっています。
それは、翼をひろげながら立っている勝利の女神というようなイメージのもので
す。それとギリシャのパナシナイコ競技場の全景があります。

＜メダルの裏面＞
このデザインは、開催国である中国の古代の「竜の模様」がついた玉が散りばめ
られています。また裏面の中央のには、北京オリンピックのエンブレムがはっき
りと刻まれています。
メダルのホックの形は、中国の伝統的である「双竜の模様の玉」の変形になって
います。

オリンピックメダルの素材は、これまで変わったことがありませんでした。
しかし、北京オリンピックのメダルに関しては、この従来の慣例を破って、
玉を散りばめたものになっています。

このデザインは、ＩＯＣの関連規定に符合するし、玉の気品を一層際立てています。
これによって、中国の民衆がオリンピック精神をたたえ、選手に対する最大限の敬
意を表したことを表しているものとなっているようです。